luecke

夢見る文系スケートボーディング愛好家

"innocence & experience" by Henry Edwards-Wood


ロンドンを代表するフィルマーと言っても過言ではないHenry Edwards-Woodのウェブ・クリップ・シリーズ"Hold Tight London"の久々の新作はめちゃくちゃ気合いの入った作品に。こんなものがポロッとウェブで公開されるなんて本当に恐ろしい時代です。
Blondey McCoy, Casper Brooker, Kyron Davisらの注目の若手からPALACEのLucien Clarkeとクルー達、そしてISLEのNick JensenとSylvain Tognelliの名コンビや多数のロンドン・スケーターが次から次へと登場するなか、堂々のフル・パートで作品を締めくくるのはリトアニア出身で現在ロンドン在住のヤングガン、Domas Glatkauskas。SUPREMEの『Cherry』でも貫かれていた十代のイノセントな暴走ぶりと突き抜けたはかなさというか詩的な情景を思い起こさせるパート。ま、こちらはHenry Edwards-Woodの職人気質な緻密な映像美でまとめあげられていてまたちがった味わいになっていますが... しかしこのメンツでトリなのはすごいなぁ。Henryは彼にロンドンの将来をみたのでしょうか。ラストでGraham Bakerとがっちり握手してるのもそういう意味合いなのかなぁ、なんて思ったり。

Innocence & Experience (HTL Vol 13) from HOLD TIGHT LONDON on Vimeo.

http://vimeo.com/user1544299
http://cargocollective.com/holdtightfilms

そしてこちらにはDomas Glatkauskasのちょっとしたドキュメンタリー・クリップが
http://www.dazeddigital.com/artsandculture/article/18111/1/domas