luecke

夢見る文系スケートボーディング愛好家

『Manhattan Days』by Polar Skate Co.


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今回はマンハッタンを舞台にPolarクルーが楽しそうに滑りまくってます。イースト・コースト・ヴァイブを込めるべく、今回は木製のランプではなく鉄板(縞鋼板)を使っているそうです。「あの鉄板が出すサウンドイースト・コースト・スケーティングの特徴のひとつだからどうしてもあのノイズを入れたかったんだ。ショッピング・カートはまた別の一面を象徴している。ヨーロッパの人にとって、自分の持ち物を全部カートに入れて歩き回るホームレスの人たちの姿はすごく印象的なんだ。こっちではあまり見ない光景だからさ。そのアイディアをスケートボーディングに取り込んでみようと思った。ゴミみたいなものを詰め込んだカートを押しながらニューヨーク巡りをしようってね。そしてRicky Oyolaやフィラデルフィア、つまりEastern Exposureの時代へのトリビュートとしてポール・ジャムも加えることにした」(カートの中には「ポール」も入っていましたね)。
また名作ビデオ『Propaganda』の中のTrent Gaines、Rueben DominguezとPaul de Jesusのセクションからいまだに大きな影響を受けていることも言っており、あの時代の複数のスケーターが一緒に滑っているヴァイヴが現代のスケート・ビデオにはなくなってしまったことを嘆いていました。「スケーターが滑りにいく場合、クルーの全員で楽しんで、一緒に笑ってる。でもできあがった作品には結局トリックをやっているスケーターひとりしか写っていない。たとえ実際にはクルー全員がその場にいたとしてもね。スケート・ビデオはスケーターをソロ・アーティストのようにしか表現しなくなったけど、みんなで一緒に何かをやっている姿を恋しく思っちゃうんだよ。」とも。
そんな『Manhattan Days』の制作秘話がきけるPontus AlvとAaron Herringtonのインタビューがこちらに...
http://quartersnacks.com/2014/09/behind-the-scenes-of-manhattan-days-with-pontus-alv-aaron-herrington/

Photograph by Nils Svensson