luecke

夢見る文系スケートボーディング愛好家

STEPPE SIDE

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スイスのBLACK CROSS BOWLとともに旅の目的だったのはPontus Alvが彼の地元、スウェーデンのMalmoに作り上げたコンクリート・スポット達。 DVDや雑誌〜ネット上の写真とにらめっこしてヒントを絞り出し、Google Earthで探し当てた場所にそれらはたしかにあったのです。 
ただ、このSteppe Sideは見事に破壊されておりました。 まるで三色パンのような形で三つの小さなボウルで形成され、そこからさらにクォーターへと延長されたミニチュア的なスケート・オブジェ。 プールのように水色に塗られた路面は打ち砕かれ、グラフィティとも呼べない「落書き」だらけになっていました。
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一度は頑張って水をくみ出し、太陽にも手伝ってもらってボウルを乾かして滑ってみましたが、何日かして戻ってみるとまた見事にでかい水たまりが三つ... まるで泉のようだ。 「落書き」も増えていた。 想いは複雑。 ここでグラフィティ批判を展開する気はないが、一度は事情に詳しい人間と話がしてみたいという欲求が湧き上がりました。 彼らにとってアートと落書きの境界はどこにあるのだろうか... それとも「練習」と「本番」なのかい?