luecke

夢見る文系スケートボーディング愛好家

LONG LIVE SOUTHBANK


ずっとこのLONG LIVE SOUTHBANK運動について書きたい、というか自分でも現状をちゃんと把握したいという想いがあったものの、施設を管轄する団体、行政などいろんなグループが登場して話が難しくて悶々としている間に運動は9月18日に一旦、成功に終わったのです。

そしてその存続運動の中心となったグループから出版されたSouthbankの歴史本を入手し、ひとまず歴史的な部分は読了できたのでちょっとした文章を書いてみました。

しばらくブログをさぼっていたVHS MAGの方に掲載させてもらいました。よかったから飛んでみてください!

http://vhsmag.com/blog/katsushige_ichihashi/201410/long-live-southbank-2/

『Manhattan Days』by Polar Skate Co.


クリップも公開されました!
今回はマンハッタンを舞台にPolarクルーが楽しそうに滑りまくってます。イースト・コースト・ヴァイブを込めるべく、今回は木製のランプではなく鉄板(縞鋼板)を使っているそうです。「あの鉄板が出すサウンドイースト・コースト・スケーティングの特徴のひとつだからどうしてもあのノイズを入れたかったんだ。ショッピング・カートはまた別の一面を象徴している。ヨーロッパの人にとって、自分の持ち物を全部カートに入れて歩き回るホームレスの人たちの姿はすごく印象的なんだ。こっちではあまり見ない光景だからさ。そのアイディアをスケートボーディングに取り込んでみようと思った。ゴミみたいなものを詰め込んだカートを押しながらニューヨーク巡りをしようってね。そしてRicky Oyolaやフィラデルフィア、つまりEastern Exposureの時代へのトリビュートとしてポール・ジャムも加えることにした」(カートの中には「ポール」も入っていましたね)。
また名作ビデオ『Propaganda』の中のTrent Gaines、Rueben DominguezとPaul de Jesusのセクションからいまだに大きな影響を受けていることも言っており、あの時代の複数のスケーターが一緒に滑っているヴァイヴが現代のスケート・ビデオにはなくなってしまったことを嘆いていました。「スケーターが滑りにいく場合、クルーの全員で楽しんで、一緒に笑ってる。でもできあがった作品には結局トリックをやっているスケーターひとりしか写っていない。たとえ実際にはクルー全員がその場にいたとしてもね。スケート・ビデオはスケーターをソロ・アーティストのようにしか表現しなくなったけど、みんなで一緒に何かをやっている姿を恋しく思っちゃうんだよ。」とも。
そんな『Manhattan Days』の制作秘話がきけるPontus AlvとAaron Herringtonのインタビューがこちらに...
http://quartersnacks.com/2014/09/behind-the-scenes-of-manhattan-days-with-pontus-alv-aaron-herrington/

Photograph by Nils Svensson

Palace x Adidas Originals


一昨年のUMBRO、昨年のReebokに続くPalace Skateboardsの大型コラボ企画はAdidas! 発売日9月27日を前にしてようやくいくつかのアイテムが公開されました。彼らのトラック・スーツ(まぁ日本人的な感覚でいくとジャージ)への愛が溢れたラインナップになっています。
http://www.style.com/trends/mens/2014/palace-adidas-originals-collection
記事の中では今回のコレクションが「22アイテム」あると書かれており、カラーバリエーションを含めてもこの記事ではすべての商品が公開されたわけではないようです。
たとえばネット上で見つけたこれらのアイテム...




まだ何個かありそうですが、とにかく内角高めをエグってきたというか、もろ90'sというか、ストリート感がハンパなくて自分にはとてもじゃないけど着こなせないアイテムばかり。完全にロンドンのチンピラでしょ(失礼!!)。しかし、ここまで自分達の趣味をもろに押し出したところはさすが。もうあの連中にしか似合わない気がするほどです。Adidasとのコラボということで個人的にはサッカー・ユニフォームに狙いをつけていたのですが、好みじゃなかった... ワールドカップの優勝記念にドイツ・カラーのアイテムを作ってくれないかなぁ、なんて密かに願っていたのですが1990年の三度目の優勝時のドイツ代表のユニフォームのデザインを今回のコレクションに加えてくれたその気持ちだけ受け取ることにします。

ひとまずニューヨークの2日間限定オープンの特別ショップとヨーロッパ中のPalaceコネクションを持つショップで発売されるそうです。値段も含めて震えて待つことにしましょう!

追記) こちらのリンクで全容が掴めるはずです。
ウェブショップでは27日になった時点で発売開始するところが多いようです。
http://www.slamcity.com/blog/palaceadidas-lookbook
http://www.endclothing.co.uk/catalog/category/view/s/adidas-x-palace/id/628/

Polar Skate Co. x Converse


image from instagram.com/polarskateco

image from instagram.com/streetlabnu
Slam City Skatesのインタビューにて10月か11月にライダーも含めたPOLARクルーで日本に来ること、そしてこの秋にはPolarxConverseとPolarxCarharttのコラボ企画が連発されることを明かしたPontas Alvですが、そのコラボの第一弾がいよいよ発売になったようです。シューズを3種類、そしてPontusのイラストが全面プリントされたポロ・シャツ。Polar SkateCo.のインスタグラムでも様々な写真がアップされています。
ただ、残念ながらConverseのスケート・シューズは輸入禁止並行輸入も大っぴらにはできないために日本ではかなり入手困難となりそう。自分で通販した場合、靴にかかる関税を支払わなければならない確立も大きいので送料も含めて高い買い物になりそうで参りますな。あと、シューズの発売記念に前回『Trocadero Days』同様の新聞紙仕様のジンも配布されるそうです!ビデオ・クリップも早く観たい!

image from instagram.com/leluidg

SKATE LONDON with Nick Jensen


RIDEのYouTubeチャンネルにNick Jensenと一日ロンドンをスケートする企画ビデオ登場。
まずはPALACEクルーでイラストレーターでもあるRob Mathieson(http://www.rmathieson.com/)と出かけ、Ollie ToddやTom Knox、そして名作『Eleventh Hour』を撮ったJake HarrisやフォトグラファーのSam Ashleyと合流してロンドンのスポットを巡り、最後はNickのスタジオにも寄るというファンにはたまらん1本。このクリップの撮影はJosh Stewartで、ちょうどスケーター本人とビデオパートを観るコメンタリー的な企画も彼のウェブで始まったところでした。こちらはNickのイギリス英語(何訛りにあたるのでしょうか?)に苦戦して半分くらいしか理解できなかったけど...

Inside the Skater's Studio: Nick Jensen Episode from Theories of Atlantis on Vimeo.

New film by Jonathan Peters『Propeller Island』

Propeller Island - Trailer from Joe Collins on Vimeo.

『OBJECTIF LUNE』『JOURNEY TO THE CENTER OF THE EARTH 』『20000 LEAGUES UNDER THE SEA』といった自主作品でベルリン・スケート・シーンを記録し続けてきたJonathan Petersが新しいビデオを発売するそうです! 
その名も『Propeller Island』。Jonathanの作品ではレギュラー・メンバーといってもよいValeri RosomakoにCLEPOMANICXや初期POLAR SKATE CO.のチーム・ライダーだったTjark Thielker(いまでもアマ〜フロー扱いなのか、すでに離脱したのかは不明...)やMalte Spitz、Daniel Pannemannなどが登場するそう。楽しみ!
こちらのvimeoのアカウントに上記の過去作品があがってますので是非チェックしてみて下さい! まずは『OBJECTIF LUNE』
http://vimeo.com/jcollins
http://joecollinspictures.tumblr.com/

しかし、Joe Collinsが実在の人物(フィルマーやフォトグラファー)なのか、あるいはJonathanの別名/芸名なのかがよくわからない... ちょっと調べてみます。