luecke

夢見る文系スケートボーディング愛好家

Dank Magazine #5


http://dankskatemag.com/
ノルウェーオスロから発信されるセンス良すぎるスケート・マガジン Dankの第5号がこの6月にリリースされましたが、今回もRichard Gilligan、Josh Stewart、Jerome Campbellと個人的に嬉しいチョイスのインタビューとBRONZE Hardwareの特集やノルウェー人スケーターのインタビュー、そしてイギリスのスケート・マガジン greyの東南アジアツアーの特集(元BLUEPRINTのPaul ShierとNick Jensenが中心となって立ち上げた新ブランド、ISLEのメンバーにも抜擢されたChris Jonesの写真が何枚かあって激渋!!)と相変わらず「勉強」になる記事もたくさんあって最高でした。4号で明らかにページ数が減ったので何だか勝手に心配しておりましたが、完全に盛り返しています(今回から英語訳は別冊子ではなく、誌面にはさみこまれるような形で雑誌と一体化。日本に最初入荷した4号に英語訳が付いていなかったのは発送ミスだったそうで、再入荷分には2号と3号同様の小冊子が付いているはずです)。

そんなDank Magazineの世界をさらに深く楽しめるのがスケート・ビデオの『Oslo 5』。タイトルからして「まんま」な感じですが、若手ノルウェー人スケーターを中心とした作品でDankの表紙やインタビューにも常連のように登場するHenrik Lund(1号の表紙/4号でインタビュー)、Karsten Kleppan(2号の表紙/4号でインタビュー)、Eirik Svensen(4号の表紙)、Magnus Bordewick(5号の表紙/3号でインタビュー)、Henning Braaten(5号でインタビュー)らのフルパートに1号でインタビューされていたEirik Balloを含む多数のゲストもフィーチャーしたこれぞオスロのスケート・シーン!! じゃないかと思われる内容。一部サンフランシスコやノルウェー以外のフッテージも入っているようですが、Henning Braatenが滑るフログナー公園やDankでも見た覚えのある町並みにオスロを夢想してしまいます。ノルウェーですとスケートできる期間は短い夏に限られると思いますが、映像の中のオスロは光が明るくてまばゆい。ひょっとすると白夜の真夜中の映像もあったりするかも知れませんね。動くDank、リリースされてから結構時間が経ってしまっていますが、まだ観ていない方は是非ともチェックしてみて下さい(DVDも存在します)。