luecke

夢見る文系スケートボーディング愛好家

WEEKEND -scars and mark (社会復帰はいつもセンチメンタル)




いつ付いたか分からないスリ傷(写真だとシミにしか見えないね...)とこの「バッテン」が久々に濃いウィークエンドを物語ってました。

14日の土曜日はDISCHARMING MANのレコ発、大阪編。 大人の色気、というかちょっと太いグルーヴを帯びた肉感的なdOPPOに軽くK.O.されました。どこかヨレた、裏をかく変化球な佇まいからこういう逞しさも身につけていたのはドキドキしましたよ。 吉村さんが加入する前のバンド編成もすでに素晴らしかったDISCHARMING MANでしたが、吉村さんが入って、アルバムも作った今の6人はさらに凄まじいことになっていました。 美しすぎます(ルックスとは裏腹に?/笑) でもそれこそKIWIROLL時代からエビナ君のすごいところは唄が演奏(バンド)に負けないというか、完全にその唄ですべてを塗り潰す〜その場を全部かっさらってしまう瞬間をワン・ステージで何度でも見せる(見せつける)ところだったのが、今のDISCHARMING MANはバンドが負けていないというか、エビナ君がいちヴォーカリストとして麗しく歌い上げていて、一見「普通」のバンドになっていたのが印象的でした。 あくまでも「一見、普通」で全然普通じゃない次元なんですけどね! バンドの存在感と演奏は往年の大物ロック・バンド級にデカかったですよ。 LED ZEPPELIN(想像)とかRADIOHEADばりに。




15日は朝イチから東京へ。 日曜はキッズで混んでるであろうアメージング(スケート・パーク)とは違う場所に行ってみましょうかとスケート・ブラザー達が連れて行ってくれたのはとある川縁、高架下。 しばらくするとローカルの方も2人来て、いろんなブツを出してくれて〜使わせてくれて本当にパーク状態に。 僕はちょっとした斜面で存分に幸せを感じるタチなので久々のセッションを存分に堪能させてもらいました。



この男をカメラで追いかけることほど楽しいことはない。 もちろんプロのレベルってわけではありませんが、僕らの中ではブライテスト・ホープ! 心地よい板のハジき具合と打点の高さを僕はついつい自分のことのように喜んでしまいます。 喜ぶんじゃなくて、追いつけるように頑張らないといけないんですが...(涙) 



いろいろと研究したいですね、シューティング。 

後ろ髪を引かれつつも、お昼すぎに僕は新代田へ(2人はスケートし続けたのかな? 気になるぜ)。 3月23日に本格オープンを迎えるライブ・ハウス FEVER のプレ・オープン・イベントに参戦。 200MPHとlostageというこれ以上の直球ド真ん中はありえないくらいの組み合わせですから! いや、でも今日の主役は FEVER とスタッフ達。 ハプニングもなく普通のライブができちゃったのが残念というか、流石というか... いや裏方では色々あったんでしょう。 まだお店のハンコもないので手に「バッテン」だったし(笑) 匂いも新しい、ガランと空いたスペース(かなり広々!)もあるし、会場の雰囲気も冗談で思わず「テレビのセットみたい」なんて言ってしまったのですが、まだまだこれから色んなドラマが生まれて、色や空気がにじみ出てFEVERの味ができあがっていくことでしょう。 それこそ足を運ぶ一人一人がそれに参加できる段階なんですよ。 老舗の、伝統のライブハウスも素晴らしいけれど、イチから参加できるなんてこともそうそう無いと思いますので音楽好きな方、是非とも一度は(そして何度も)訪れてみてください。
http://www.fever-popo.com/

肝心のFEVERの様子を全然撮ってなかった(涙) ま、ご自分でお確かめあれ、ということでお願いします。 写真はリハーサルMPHの動画からの静止画カットです。 本番も当然良かったですよ。 前の方で観てて会場全体の反応とか分からずですけど、当社比120%な感じでした。 lostageも気合い入ったステージで個人的にはまた久々にガツンとやられました。 アルバム発売記念のツアーでの新曲たっぷりのセットも楽しみになるってもんです。 





しかし、FEVERと言い、朝に訪れたスケート・スポットと言い「場」がある、あるいは「場」を作るというのはすごいことですね。 僕はそういった場を享受してるばかりだし、尊敬するアーティストやありがたすぎる友達達の存在も「場」だとすると感謝してもしきれない。 離れたくないよ〜とか泣きベソかく前に自分も何かしら恩を返せるようになりたいといつも帰路では思っているんですが...(爆睡しながらね!) 何かを成し遂げているのか? 自分の「場」には今、誰もいません(同僚が休憩に行きました)。 店内空っぽです...
いやいや、そんなことを言いたかったんじゃなかった! FEVERのオープン、その後とまだまだ大変だと思いますが、西村くんをはじめとしたスタッフのみなさん、無理しすぎないで下さい。 限られた時間の中で少しでもみなさんの理想に近づけられるように祈っておりますが、今でも本当に十二分にすごいですよ。 「場」はひとまずできましたからね。