luecke

夢見る文系スケートボーディング愛好家

MARIO RUBALCABA - EARTHLESS - EMERICA




EMERICAのニュース・セクションにバンドEARTHLESSが登場していて、これってたしかMarioのバンドじゃない?と思ったらやっぱりそうでした。 2009年に発売予定のEMERICAのDVD「Stay Gold」のサントラに起用されるようでEARTHLESSもEMERICAファミリー入り? ドロンドロンのファズが効いたギターと鉄壁のリズム隊によるヘヴィ・ロック〜ストーナー系のインストは確かに気持ち良いがSUNN O)))BORISといったド・ヘヴィ〜アヴァン・ギャルドないきっぷりでもなく、ハッパ嗜好家が喜ぶサイケ・テイストや60'S〜70'S王道ロックの様式も内包はしているものの、ジーンズにTシャツ(足下VANS?)というカジュアルなルックスからしてその層のファンに媚びてる様子もなく、それこそグラインド・コアまで行きついたエクストリーム・ミュージック界においてもEARTHLESSはどうしても少しオシが弱いかも(涙) 僕も正直音源は持ってません。 でもこうして思わぬところでリンクが繋がると妙に気になるというか、ヒイキ度もアップするってもんです!
http://www.myspace.com/earthless
EARTHLESSは自分にとってはドラマーのMario Rubalcabaにつきます。 おもだったところだけでも411、CLIKATAT IKATOWI、BLACK HEART PROCESSION、THINGY、ROCKET FROM THE CRYPT、SULTANS、HOT SNAKESと数々のサンディエゴ・バンドに在籍〜渡り歩いてきたスーパー・ドラマー(助っ人としても数え切れないほどのバンドに参加しています)にして90年代初頭はALVAのチームにも在籍していたプロ・スケーター。 現在もサンディエゴでTHIRSTY MOONというレコード屋をやっていたり、BLACK BOX DISTRIBUTIONでも働いているのかな? 従業員のスケート写真に混じってMarioもいました。



ハード・ロック〜メタルで音楽に目覚め、パンクとの出会いからスケートにものめり込んだという彼の生い立ちを語ったインタビューがこちらに。
http://lastblogonearth.com/2009/01/14/interview-with-mario-rubalcaba-of-earthless/
ドラマーとしてのキャリアはパンク〜ハードコアやポスト・コアに分類されるバンドが占めていますが、近年はSEA OF TOMBSから始まって、自分のルーツのハード・ロックに戻った活動へとシフト(J Mascisが友達とやっているハードロック・バンド WITCH でもJの代役として何度かライブで叩いてたそうです)した彼が現在、一番チカラをを入れているのがEARTHLESS。 長尺の曲を連綿と演奏するスタイルだそうで、生で観ると面白そう。 でもこの機会に音源も買ってみようかな。 

僕が本格的にMarioのファンになったのはROCKET FROM THE CRYPT〜HOT SNAKESと相次いでサンディエゴ・レジェンドにヘルプを頼まれて加入して以降でした(CLIKATAT IKATOWIは好きでしたが、メンバー各々の存在までは行き着かなかった)。 このブログの一番上の写真はHOT SNAKESのラスト・ツアー、サンディエゴのCASBAHにて激写(笑)したものです。 ドラマーは動きが早いからまともな写真なんて撮れないんですけどね。 この日はSCREAMERSのTシャツを、本番終了後はたしかDISCHARGEかGBHのTシャツを普通に着てて「ほんまにパンク好きやねんな」と思ったのを憶えてます。 
いろいろとYouTubeも漁ってみましたが、さすがに在籍バンドが多くてキリがないのであとひとつだけ。 CLIKATAT IKATOWI! 90年代の激情系ハードコアでも群を抜くカッコ良さ。 この辺のバンド達〜サウンドとスケートボーディングの関係も実はいろいろありそうな気もしますが... また勉強してきます(笑) しかし、この映像カッコ良くないですか!?

おもわぬところから発火してMario Rubalcabaについてつらつらと書いてみましたが... 音楽にしても、スケートボードのキャリアにしても「知る人ぞ知る」という渋い(まぁ、あまり有名じゃない/涙)存在なのですが、自分にはものすごく魅力的に映ります。