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夢見る文系スケートボーディング愛好家

文系スケートボーディング講座 第3夜


文系スケートボーディング講座 第3夜
2011年3月12日(土) 19:00〜
「スケートボーディングー都市の使い方」
於 気流舎(http://www.kiryuusha.com/)
ゲスト:fut !?(公園勉強家)、市橋勝茂(Luecke)、黒田晶(作家)
入場無料/ドリンクオーダー+投げ銭歓迎


スケートボードは60年代以降、世代交代を経て若者の代表的なストリートカルチャーとして定着しました。殺伐とした都市空間を瞬時に遊び場へと転用するスケートボードは都市におけるオルタナティヴなライフスタイルとしてヒップホップやグラフィティと同様に今や世界中で様々に展開しています。

文系スケートボーディング講座では、スケートボーダー自身によって表現されたグっとくる文学作品の朗読や「フッテージ」と呼ばれるスケートボーディングのカッコイイ映像編集作品を鑑賞することで、その魅力に迫りたいと考えています。

第3夜は「そもそも、彼らはなんで街で遊ぶの?」という素朴な疑問に焦点をあてます。都市空間はどうして彼らの遊び場なのか、彼らはどうして規制され、現在どのように遊び場を獲得しているのか。ニューヨークを舞台としたスケートボード・ドキュメント『Deathbowl To Downtown』をダイジェストで鑑賞しながら一緒に紐解いてゆきましょう(字幕付き)。

この他にも、日本国内の事例としてストリートや公園のスケートスポットをスライドショーで検証したいと思います。招かざる他者であるスケーターはどのように空間を獲得してゆくのか。都市という空間にどのような可能性があるのか、スケートボードという遊びを通してゆるりと考えてみましょう。

*今回、映像は早い時間に上映しますので、早めに遊びに来て頂いたほうが話が分かりやすいと思います。

第3夜はfut!?校長先生による都市空間とスケートボーディング論。公園管理に携わるfut!?氏は一般的にはスケーターをキックアウトする側の人間、ということになってしまうのですが、スケーターでもある彼から見た公共空間、都市、そして様々な場所に集い、通り過ぎて行く人間をとらえる目線はそういった二項対立を超えていて最高に面白いです! 
皆様のご来場をお待ちしております。


あと、気流舎にて開催される3月5日のクリスタルボウル・サウンド・ヒーリングのイベントもめちゃくちゃやばいと思います。私は残念ながらdiscotortionというこれまた大好きなバンドを追っかけて京都に行くのでそのイベントには参加できないのですが、東京にいらっしゃる方は是非!
http://www.kiryuusha.com/blosxom.cgi
http://www.magarisugi.net/cshn/index.shtml